・檸檬・



檸檬
(レモン)

初心者向けのお手本を描きました。

知人から頂いた、採れたての爽やかな色合いの檸檬です。
毎年庭に沢山実るそうです。うらやましい!
葉も付いたままの姿です。

墨彩画はほとんどの場合手前から描きます。
まず筆の根元に黄色の絵の具を薄めて付けます。
少し筆を拭いて(拭いた分量だけ次の絵の具が筆に入ります。)
黄緑色をつけ、また少しふき取って、筆先に深緑色を付けます。



筆を寝かせて、檸檬の形を描きます。
この時、筆を紙から離れないように上下に移動しながら形作ることがコツです。
筆が離れると、そこに筆痕が残るからです。



1個描き終えると次は後ろの檸檬を描きます。
手前の檸檬の時と同じように絵の具を付けます。
今度は檸檬の緑色の部分が反対側にあるので、筆も反対から描き始めます。



奥の檸檬は少し丸く描くことで、見える角度の違いを表します。



葉です。
速筆を使って、檸檬以上に鮮やかな色にならない様に気を付けて描きます。
上下2筆で1枚の葉を描きます。



葉の軸と枝を描きます。
細い線は、この様に筆を使って描くこともできます。



手前の檸檬の蔕を描きます。
本当の色はもう少し明るい色ですが、実と蔕を描き分けるために、少し色を変えています。



輪郭が弱く思えたので、上から描き足しました。



檸檬の肌を表現します。
でこぼこを表現するのに、ご覧のように筆をさばいて、
先にだけ暗い緑色を付け、上から置くように描きます。



ご覧のような墨で汚れた水も使う時があります。



影のように檸檬の背景として描きます。
描いた檸檬立体的に見えるようにします。



完成です。

果実を描く時には、色に注意してください。
先入観で、決め付けて一色で塗りつぶしてしまいそうですが、さまざまな色を感じることができます。
見えるだけの色でなくても良いです。

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