・椿・



師人という品種の椿が今年初めての花を咲かせました。
侘びすけの白花のような花です。

椿は教室でもとても人気のある花です。



この色に茶色と藍を少しだけ使いました。



まず花です。薄墨で線描きします。



花包(がく)は黄緑で淡く描きます。



葉と、葉芽を描きます。
椿は枝先に1つか2つの蕾をつけますが、今回は花一つです。
葉は上下2筆で根元から葉先に向かって筆を運びます。



葉の色に注意してください。
冬の植物の葉は、色は濃いですが、あまり明るく描くと冬の葉に感じません。
葉芽は濃緑に少しだけ藍を混ぜて描いています。



横から見た葉を描きます。
椿の葉は、裏のほうを明るい緑色で描きます。
その後、先のほうに少しだけ葉表が見えるように、濃緑色で描きます。



軸を根元から花先へ描きます。墨に茶色を少し混ぜています。
葉と軸を細い線でつなぎます。



完成です。



白い花を白い紙に描く時には工夫が要ります。
今回は墨での線描きでしたが、下の画像のように薄墨で花びらを描く場合もあります。



また白い色を強調するために、花びらをほとんど水のような薄墨で描いた後、
背景を薄墨で塗りつぶす事もあります。

皆さんも工夫してください。

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