「文房清玩1〜5」
(中田勇次郎著 二玄社)
文人趣味マニュアル本とでも呼べるほどの本です。
特に2巻の「考槃餘事」は、明代の文人入門書で、
文人アイテムの全てを網羅しています。
(釣竿から服装まで書かれています。もちろん文房四宝も。)
日本でも江戸時代には和刻本として、かなりの部数が出版されました。
1巻では、宋代の文人たちの暮らしがわかり、3巻では生け花、金魚、牡丹、梅など、
1級の文人たち自らが書いた本が紹介されています。
4巻は文房の中心である硯について書かれた各時代の本が紹介されています。
5巻は著者自らが、文房清玩について書いています。
著者は、書道史を中心とした書籍研究に優れた功績を残され、当然のことながら、文人です。
「文人趣味を教えて?」という質問には、間違いなくお勧めする1冊です。
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