「明窓浄几」
〜明るい窓と清らかな机〜
障子を通して柔らかな日差しが机上を暖める。
めっきり寒くなった晩秋の昼下がり。
礼も言わずに、そのままにしていた友へ手紙をかくことにする。
机上瓶 美男蔓
|
違い棚には瓢と清朝中頃の酒温器。
愛蔵の古谷石を南山に見立てて、陶淵明気取り。
楡欅の小品盆栽も、うっすら色づき始めた。
|
友を待ちつつ殺風景な座敷に文房具を添える。
別に何を書いてくれてもよい。書きたくなければ、書かなくて良い。
しかし友を招くに、文房具無しでは失礼である。
|
「文房清玩」
〜休日の昼下がり、机上の愛用品を愛でつつ〜
気分の良い日には、部屋を開け放し、庭を楽しむ。
縁に腰掛て読書も良いが、今日は故人の画帳をめくりながら筆を持つ気分。
机上瓶には茶の花。今年は忙しく、庭の茶の木は伸び放題。
おかげで、十二分に花を楽しめる。文房にふさわしい品のある香が心地よい。
|