・水盂・
(すいう)

水盂とは簡単に言えば水差しです。
水滴のように、硯に直接注ぐ形もありますが、この様に水を貯めておき、
匙から掬って硯に水を移す形の物を水盂と呼びます。
ちなみに「盂」とは鉢の意味です。
この水盂は清代の炉均窯と呼ばれている磁器で、景徳鎮の民窯です。
宋代の均窯の写しとでも言えば良いでしょうか。
幅5センチくらいの小さな物ですが、釉薬の発色がとても良く、
地味な色合いの多い文房具の中では少し目立っています。
炉均窯の水盂から小さな匙で硯に水を落とす。
喉を枯らした硯は、久しぶりの清水を喜んでいるように思えます。
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