道具
・急須・

昨日山居にやってきた、小ぶりで横手の煎茶用急須です。
ホームページに何度か登場しています、
京都の煎茶工芸作家の清川吉兆さんの急須です。

最近は焼き物の技術も向上し、
磁器で轆轤(ろくろ)成形の急須は減ってきています。
多くは型物といって、石膏型に土を流し込み、成形されたものです。
しかし、この急須は轆轤によって胴、底、口、手、蓋と作られ、
一つに接合して作られたものです。
その上、吉兆さんが丁寧にカンナで削り、仕上げられています。
ご覧のとおり、とてもやさしいフォルムに仕上がっています。
作家の顔が見える作品です。
最近は、とても高価であっても作家の顔が見えない作品が多くあります。
何に問題があるのでしょうか。
染付けは私です。
吉兆さんのように、詳細で繊細な画はとうてい描くことはできませんが、
思うままに描いてみました。
山水画です。

手前の松が数本生えている小さな島に私がいます。
向こうには大きな湖が広がっています。

蓋には鴉が数羽弧を描いて飛んでいます。
のんびりとした気持ちで茶を楽しむための小道具です。
さて、今夜は初使いです。どの茶葉を使いましょう。
今から楽しいひと時です。
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