・高円の野辺を歩く・


晩秋の高円の野辺を歩く

天は甕覗色の風が吹き

地は朽葉色がゆっくり歩いてく

枝先には木の実が艶やかに輝き

夏の置き土産

枯尾花二本と黄菊一茎手折り

信楽の大振りな蹲に挿す

細やかなる至福の時




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