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第五十一回全国煎茶道大会美風流献茶香語
焚香黙座煮茶烟
方外高遊慕古賢
一味風流伝妙旨
悠々自得檗☆辺
黄檗泰山拝艸
和 仙石泰山猊下香語
細雨幽松籠淡烟
微風幡影謝塵縁
三師拝礼拈茶壺
独座月台開霽天
中谷美風謹呈正之
細雨 幽松 淡烟を籠み
微風 幡影 塵縁を謝す
三師に拝礼し、茶壺を拈じ
独座す月台 開霽の天
仄起下平声一先韻
☆は、山へんに喬です。
※三師・・・初祖、開祖、売茶翁。
萬福寺の境内は細やかな雨に、松もかすみ、茶を煮る煙を包みこみ、
微かな風は、境内の茶旗や堂内の播の影を揺らし、塵に汚れた外界を遮断しています。
この境内で献茶式を執り行うに、まず三師に感謝の気持ちを込めて拝礼しして、茶を淹れ始めました。
すると先ほどまでの雨はピタリと止み、本堂前の月台上で一人茶を淹れている私に、雲開き陽光が降り注ぎはじめました。
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