盛り物・活花 臥遊

綿々大吉

ある日の床飾りです。



掛軸は「明歴歴」 霊山寺東山光師管長書。

そして盛り物飾りです。

材料は、大柚(鬼柚子)、鉈豆、吉祥草、仏手柑、蘇鉄葉。
画題は「綿々大吉」としました。

大柚は大橘ともいわれ、中国では「大吉」と音が通じることから
「大吉」という雅題になり、
蔓性植物で、実が連なってなるものにはその姿から、
「綿々」の雅題がつけられます。
今回の盛り物飾りでは、鉈豆がそれにあたります。

あと、仏手柑には「福」という雅題があり、
吉祥草にはその名前の通り「吉祥」、
または「吉祥蘭」と呼ばれることから、
蘭の代用として「君子」の雅題をつけることもできますが、
「大吉」があるので、あえて「福」も「吉祥」も雅題として、
使うことはしませんでした。

いづれにしても、とてもおめでたい雅題です。

今回は、柑橘類の柔らかな黄色を引き立てるために、
盛り皿として、蘇鉄の青々とした葉を使いました。

脇床の盆栽は、少し葉を残した「老鴉柿」です。
盛り物飾りとの色の対比がきれいです。

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