・南天・

ある朝、玄関を出た処に南天の実が散乱してました。



鳥の仕業と思うのは早とちりです。
良く見てください。
枝ごともぎ取られています。

この真上はこの様な状態です。



例年の事ですが、実が赤くなると小鳥たちが競って実を啄ばみにきます。
新年を迎える頃には、ほとんど実は残っていません。
赤い実をくわえた冬の小鳥の画をよく見かけます。
そしてその小鳥の愛らしい姿に暖かさまで感じることでしょう。
先のほうから実が無くなっています。
画を描く者にとっては、見逃せないポイントです。
実の無い枝ぶりも重要です。

しかし地面に落ちている実は小鳥たちの仕業ではありません。
みんなもっと行儀が良いのです。
こぼしたら、ちゃんと拾って行きます。
犯人は確定していませんが、おそらく鹿の仕業と思います。
鹿はあまり南天を食べないのですが・・・・

立件にはまだ証拠不十分です。
でも風邪気味の鹿には、南天の実は喉によいのかもしれません。
もしそうであれば、許すことにしましょう。
南天の実だけでも、多くの画題が隠れています。
理屈に合っていない画は駄目です。
しっかり観察し、感じることが大切です。

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