煎茶道連盟主催全国大会の御報告
〜平成20年5月17日&18日〜
今年で53年目を数える、日本で一番規模の大きな煎茶会。
全国の煎茶家元が集い、2日にわたって境内一円で茶席が設けられます。
煎茶美風流社中でもある臥遊の仲間が参加しました。
場所は宇治の万福寺。
中国明代の寺院建築そのままの姿の広い境内。その法堂前です。
臥遊の仲間は、中国唐時代の官女の衣装でおもてなし。

揮毫席ではいつものように客人と合作も。

茶のもてなしです。
茶器と文房具が一緒に収まる「文人茶箱」です。
煎茶工芸作家の薮内高達斉さんに作って頂いた、臥遊だけの茶箱です。
この日のために焼かれた啜茶碗。
臥遊の仲間、清水焼作家の加藤清昌さんの生地に先生の絵付けです。
朱竹に「清風」の賛。
茶器を持ち運びするための提籠(ていらん)を使っておもてなし。
よくご覧ください。
机の上には、清朝末期景徳鎮の五彩磁器には孔雀の羽根(鳳凰を意味して)を、
奥に見える清朝嘉慶年製景徳鎮官窯の太白尊には桐花と竹の花。
臥遊の仲間、雲林院寶山作の湯沸かしのための涼炉には先生の牡丹の画が。
吉祥を意味するしつらえです。
見えにくいですが、茶碗も臥遊の仲間、清川吉兆作五行彩茶碗です。
お菓子の銘は「五行花」。
この日のためだけに奈良の菓匠行基堂作った頂いたものです。
青、黄、赤、白、黒。五行の色で、宇宙全体を表します。
茶席には1回5人。
5人揃えば、そこに宇宙が出来上がるのです。

烏龍茶の席もあります。
先日台湾で生産者から直接分けて頂いた、阿里山の高山茶です。
臥遊の仲間も多数駆けつけてくれました。
宇治教室の皆さんです。
手前に見えるのは「古琴」です。
生憎の快晴。
陽ざしに弱い「古琴」は出番なしです。
東京から駆けつけて頂いた臥遊の皆さんとその仲間。
師で、友人でもある万福寺総長の林晋堂和尚さんもご一緒に。
茶を介しての「一期一会」です。
画を描き、また対座し、清談に耽け茶を啜る。
まるで幽谷深くに閑座し、時の過ぎるのも忘れて過ごしている気分です。
客人の帯に注目です。
漢詩を添えた文人画の織物です。
客人は「自娯」の世界で楽しんでおられる一流の文人です。
今日一日、きっとこの世界で自由に遊んでおられるのでしょうね。
清談尽きることはありません・・・・・
文人趣味煎茶会。
文人趣味の世界を空間で楽しんでいただく機会でもあります。
ぜひ一度、参加してみてください。
お待ちしています。
多数のご来席ありがとうございました。
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